卒業リスト④界隈ウオッチ

そもそも「界隈」って何だよ?って話ですよね(笑)
いわゆる「キラキラ起業女子」や「似非スピチュアル」などの界隈のことです。
私は、ある教祖的なブロガーの信者だった時期があります。
心身共に壊れかけてた時期に教義と出会って、かなり傾倒しました。
今の2WayLifeに至った背景にも、その教義やコミュニティーの影響があります。
収入とか社会的地位とか人間関係とか、今思えば軽々しく手放しすぎたと反省する部分も多々ありますが、まあ教義に出会ってなかったとしても早晩ぶっ壊れて強制終了させられてたものだったとも思っているので、そうなる前に自分で手放す背中を押してもらえて、ある意味では感謝しています。
持ってたあの頃より、持ってない今の方が明らかに心身穏やかに毎日を暮らせてますし。
教祖たちの行動はどうあれ、教義自体には役に立つ部分も確かにありました。
というか、心と身体を追求していけば、だいたいの教義が似たようなものになるんじゃないでしょうか。
それを自分の日常生活の中で役立てて実践していくと、ある時点で「あれってこれか!」みたいな、ヘレンケラーの「ウオーター!」的な感覚がきて、それは正解なのか不正解なのか分からないけど、別に教祖に答え合せしてもらわなくてもいいし、コミュニティでお祭り騒ぎもしなくていいやと思って、す〜っとフェードアウトしたのでした。
こんな風に自分の中で折り合いをつけられたのは、信者側だった頃から、軽く発信側に回っていた頃まで、常に界隈ウオッチャーの人たちの発信も見ていたおかげじゃないかと思います。
教義を役に立てるのはいいけど、社会的にダメな一線があると分からせてくれたから。
汚くて直接的な話をすれば、教祖に高額課金しなかったのも大きいです。
デレステと一緒で、楽しめる程度の課金でやめておいて良かったってやつ。
私がハマっていた頃は界隈の黎明期というか、あまり高額なセミナーだのセッションだのはなかったんです。ブログは無料だし、著書を買っても1冊1000円ちょい。DVDが1万円台で高いと言われていた頃でした。
月額制の会員にも一時は入ってましたが、そこで信者たちの民度の低さ・湿度の高さ・依存度の深さを目の当たりにして、酔いがいっぺんで醒めて退会することができました。
どこのコミュニティにもどっぷり浸かれない孤立体質で飽き性という、どこからどう見ても致命的な短所が思わぬところで役にたった訳です。
フェードアウトしてからも自戒半分、野次馬根性半分で界隈ウオッチは続けていましたが、それすらも飽きてしまい、今はそんなヒマがあったら読みかけの本の続きでも読みたいってな感じに至ってます。
不思議とウオッチャーやアンチで賑わっていた頃の方が界隈も教祖も波に乗っていて、今では、たま〜に母校参りのように発信を覗いてみても、廃校寸前で過疎っています。
飽きたのは私だけじゃないってことですかね。
それでもまだ教祖に縋ってる信者たちは、デレステの廃課金勢と一緒で、もう引くに引けずにサービス終了までしがみつくんでしょうか…もはやゾンビコントだ(苦笑)