絵本「旅猫リポート」感想

今日は、きなこちゃんの避妊手術でした。

午前中に動物病院に預けて、気もそぞろに夕方まで過ごし。

動物病院から「無事に手術は成功して、なんの疾患もなく、麻酔も大丈夫でした」という電話をいただいて、やっと安心しました。

2ヶ月くらい前では当たり前だった夫婦にゃんずと私の静かな時間が、今ではすっかり寂しくて物足りなく感じて(夫婦にゃんずも運動相手がいなくて退屈そう?)きなこちゃんは既に我がファミリーの大切な一員になっているんだなと実感しているところです。

お昼に、いくら気もそぞろでも食事はちゃんとしておこうと思い、動物病院の帰りにジョイフルに寄ってランチをしたんですが、その時に待合室などの時間つぶし用にリュックに入れていた「絵本・旅猫リポート(文・有川浩、絵・村上勉)」を読んだ結果、目を赤くしてレジでお会計をお願いすることになってしまいました。

感情移入しやすいから読書は自宅推奨なのに、迂闊だった…

明日の朝一番で動物病院にきなこちゃんをお迎えに行くために、今夜は早寝必須だから(久方ぶりの夜泣きがない夜!静かで落ち着くはずなのに、やっぱりなんか寂しい)簡単な感想を書いて今日のブログとしたいと思います。

絵本「旅猫リポート」あらすじ

「さあ、行こう。これは僕らの最後の旅だ」

深い事情を抱えた青年・サトルが、手離さざるを得なくなった愛猫・ナナの預け先を探し、ナナと共に旅に出かけることからはじまり、彼が辿ってきた人生で心通わせた懐かしい人たちと再会する。旅の様子は猫のナナの視点から描かれている。

やがて、避けられない別れの時がサトルとナナにも訪れるが「置いていくなよ。そばにいてくれよ」というサトルの本音を聞き届けたナナは、絶対にサトルのそばから離れなかった。

読後の感想

あらすじを書いている時点で余韻泣きしてしまいましたよ…

この本は「旅猫リポート」という小説が原作になっている(サトシの視点から描かれているのかな?)のですが、私はそちらの方は未読です。映画版も観ていません。

それでも泣けるので、本質的に響く作品なのだと思います。

自分がねこと暮らしていて、今日が避妊手術の当日でナーバスになっていたのも多少は影響していると思いますが、テーマとしてはいつ読んでも泣く部類のお話。

動物との避けられない別れの話だと人間が動物を見送るパターンが多いのに、これは逆だったことに驚いたし、ナナの視点が「人間が想像したねこの感情」というよりも「まさにねこ」という感じだったのも響きました。

帰宅後に思い出し泣きしていたら、夫婦にゃんずがソロソロ寄ってきて寄り添ってくれて、慌てて「きなこちゃんは大丈夫だから!明日ちゃんと帰ってくるから!」と説明して、やっぱりねこは人間の機微が分かっているんだなと感慨深くなりました。

機会があれば小説の方も読んでみたいと思います。