平成最後のコント祭り
このブログでは、いわゆる「ココロのお話」的なものは書かないと思っていたんですけど。
というか、もうそういう所に意識を向ける過程は修了したつもりでいたんです。
おこがましいにも程があった(笑)
バレットジャーナルで1日1捨を意識したり、後回しにしてきた場所の掃除を始めたりしたのとリンクして、自分では払拭して昇華できていたつもりの「過去の未回収コントの再放送」が次々と上映されだして、最近の私は総監督の視点を見失って大根役者に戻る時が増えています。
ま〜右往左往しながらも「やっぱり演者としてステージに上がって喜怒哀楽に振り回されてるのが生きてる実感あっておもろいんだよな〜」とか「今の泣きは良いカット撮れたよな〜」とか思ってるから、結局好き好んで楽しんでて何よりってとこでしょうか。
ちなみに目下のコントは、長期に渡る臍の緒癒着とか、自己肯定感の低さとか、親という名のエゴとか、そんなものが混然一体となった「アウトレイジ最終章コント」って感じです。
自分も含めて、出演してるメンバーの個性がバイオレンスなくらい濃すぎ!
(実際には何の肉体的精神的バイオレンスも発生しておりません・笑)
ちなみに映画「この道」を観に行って以来、何年かぶりに大森南朋さん熱が再燃して、また出演作とかバンド活動とか追っかけ視聴してるんですが「アウトレイジ最終章」の市川役は非常に良かったです♡
やってることはエグいバイオレンスなのに、牧歌的というか、ほのぼのしてるヤクザで。
それは置いといて、人生をコントなり映画としたら、私は北野監督でもあり、アウトレイジでいえば大友(ビートたけしさんが演じている役)でもある訳で。
(潜在意識の定番「ハイヤーセルフと生身の自分」を自分なりに咀嚼した表現)
総監督の自分は既にラストの着地点まで決めていて、出演者全てがそこに向かって進んでいるのに、なぜかシナリオを決めた張本人の自分がそれを忘れて、しょーもない要らんアドリブかましてNG出してしまうことがある。
総監督からしたら「何やってんだ!バカヤロー!」ですよね(笑)
こういう事態が発生するときは、たいてい出演者の自分のエゴが騒いでいる時です。
昔かました痛いNGの古傷が痛んで仕方なくて、今度はOKシーンにしたいと焦る時。
あ〜またやらかした〜ダメだ〜と思うのは相変わらずですが、最近ではやっと「でも総監督なら、ちょっとくらいNG出しても、何かしら上手く軌道修正して、大きな目で見てベストな着地点に持ってってくれるでしょ」と思えるようになってきました。
なんなら、おもろいNG集あった方が特典映像になってお得やん♪なんて。
平成最後のコント祭りは、いつどんなタライが落ちるのか分かりません(忘れてます)が、逃げずにちゃんと受け止めます。
目先の楽を取って長いこと回避してると、どんどん痛みが増すから。
おととい、何年も先延ばしにしてきた下の歯の親知らずを抜歯して、なかなか血が止まらないわ麻酔が抜けないわで一晩痛い思いをして学んだことでした(笑)