甲状腺眼症と診断されました②ドクターショッピング編
「甲状腺眼症と診断されました①異変に気づく編」の続きです。
異変に気付き、最初に受診した整形外科では、頸部のレントゲンを撮られ、ストレートネックと診断されました。
ど素人の私が見ても明らかに分かるくらい、頚椎がガッツリ真っ直ぐになっていました。
湿布を処方され、ウォーキングなどの運動で筋肉をつけるように指導されたので、1週間ほど湿布を貼り、昼休みにウォーキングをして改善を試みました。
確かに首肩の凝りはいくらか改善しましたが、目の異変は変わらず。
「考えたくないけど、まさか脳血管の障害で視覚異常が起こっているのでは?」
そう考えて、次に受診したのは脳神経内科。
脳神経内科ではMRIを取られ、重症筋無力症の疑い病名をつけられました。
重症筋無力症も自己免疫性疾患のひとつだそうです。
病院で何年も働きながら勉強不足で、自分がなってみて初めて知ったり調べたりしたのですが、自己免疫性疾患は身体のさまざまな部位に表れる病気なんですね。
それで、重症筋無力症の可能性を否定するために副交感神経を優位にする注射を打って検査をされました。
実は、その検査の前に内科の医師が追加オーダーで自己免疫抗体の血液検査を出していて。
検査の結果、交感神経が出やすい状態になっていると判断され、バランスを取るための交感神経を高める注射を打たずに検査されたのですが…
血圧が下がり、脈拍も下がって死にかけコントになりました(爆)
何とかこの世に帰ってきて、診断の結果、重症筋無力症の疑い病名は消えました。
そして、追加オーダーを出した内科医師の見立てで眼科も受診することになりました。
ちなみに、ここまでのドクターショッピングは、ひとつの病院の診療科を渡り歩いただけです。
総合病院で働いているのが良かったのか悪かったのか(苦笑)
2020年御用納め直前の金曜日、内科と眼科を受診し、甲状腺のエコー検査や目のレントゲン撮影などを行った結果、潜在性甲状腺機能亢進症と甲状腺眼症の確定病名がつきました。
私の場合は、甲状腺機能亢進症(バセドウ病)とは違い、甲状腺ホルモンには異常がなく、甲状腺エコーでも異常が見られませんでした。
検査技師さんもローションを塗ったくった棒を首にスリスリ(こう書くとエロいな笑)しながら「甲状腺きれいですけどねー」と言っていました。
結局、自己免疫抗体の検査結果の値から、交感神経が暴走して目の周りに甲状腺ホルモンと似た物質が出て、自分で自分を攻撃して筋肉が炎症を起こしている状態というようなことを言われました。
右側の目が少し突出しているのですが、内科では、甲状腺ホルモンが正常なのでバセドウ病の薬を内服しても効果は見られないだろうということで、処方はされず。
眼科でも、医師が専門ではないと言うことで、大分県の別府にある甲状腺疾患専門の病院を紹介されました。
あとは、ステロイドパルス療法のことを説明されただけです。
ステロイドパルス療法とは、化学療法の1つで、ステロイドの点滴で自己免疫性疾患の改善を図るものです。
私は幼少時にひどいアトピー性皮膚炎をやっているので、これ以上ステロイドは身体に入れたくないと思っているので、ステロイドパルス療法を受ける気はないと言いました。
ただ、専門医にかかれば他の治療法も提案してもらえるかもしれないと思ったので、年明けに受診しようと思い、電話で予約を入れました。
どの医師も、専門外だと踏み込めないことも、できる限りの検査をして診断と治療法の提示をしたことも分かっているのですが…
「やっぱり西洋医学って上っ面よな」と感じたのは否めません。
東洋医学もスピリチュアルもひととおり学んだり実践したりしてきた者としては。
病気が発生するには背景があり、それを作ったのは自分自身であり、何かを気づかせるために起こっているという考え方がベースにあって。
内側と向き合って根本を辿ってクリアにしていくことをせずに、ただ表面的に薬物をぶっ込んで一時的に症状を抑えるやり方では、何度も再発を繰り返す再放送コントになるだけじゃないかと思う訳です。
ま、その再放送コントを作り上げて利益を出してきたのが、これまでの医療業界、製薬会社、食品メーカー、マスコミetc…つまりは社会だったんですけどね。
コロナ禍をきっかけに、そのへんの闇も色々と見えるようになって、もう再放送コントのタライも落ちてきてるかな〜という感じ。
このタイミングで自分にこんな疾患が出てるのも何か意味がある気がします。
自分の中で、何が敵か味方かも分からなくなってマシンガンをぶっ放して自滅しようとしてる悲しい戦争が起こっているのだったら。
その戦争を終わらせるのは自分自身しかいない。
今回も長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございますm(_ _)m
「甲状腺眼症と診断されました③病から己を観る」に続きます。