Kindle本「『貧乏』のトリセツ」(著者:上田さん 編集:もふねこ出版)感想

読書・物書き

本との出会いにも必然性がある

4月から時間給のパートタイマー生活になり、せっかくなら「貧乏を娯楽にする」をキャッチフレーズにしようかな〜などと考えていた時に、タイムリーにnoteで無料キャンペーンの情報を知ってダウンロードさせていただいた本が「『貧乏』のトリセツ」でした。

タダ読みだけで終わるのは忍びないので、還元になるか分かりませんが、感想文を書いて本を紹介したいと思います。

厳しい現代を明るく生き抜く知恵が詰まった一冊

56歳独身。中年女子。カネなし・職なし・家族なし!
貧乏でなにが悪い!コロナ失業で収入ゼロだけど、毎日楽しく生きてます!
コロナ禍でもなんのその!ビンボー生活を楽しみ、人生を豊かにする知恵とは?!

(Amazonの作品紹介文より引用)

この文を読んだだけで「これは私が求めていた本だ!」と感じました。

著者の上田さんは、これまでにご家族との暮らしで壮絶な体験を乗り越えておられ、コロナ禍による失業を機にご自身と向き合い、老後の夢だった地方移住を前倒しに実行されたそうです。

経緯は今回紹介する「『貧乏』のトリセツ」と合わせて三部作としてKindle出版されています。

時系列は「毒家族」→「田舎移住」→「『貧乏』のトリセツ」の順で。

HSPとしては「毒家族」は入り込んでキツくなる予感があって、近々「田舎移住」をダウンロードして拝読したいと思っています。

実は、地方移住、スローライフが長年の夢…だったのですよ。

でも、よくよく考えてみたら、私は筑豊という田舎生まれの田舎育ちで田舎在住中。

なんなら地方移住を受け入れる側の土地で、アパートの窓の向こうは緑が生い茂る森で、ベランダ菜園しながら、猫と家キャンプして暮らしている。

それって…舞台設定としては、既に夢、叶ってるんじゃないか?

スローライフを実現するために必要なのは、主人公である私自身の設定をスローに修正する方だったという(笑)

「『貧乏』のトリセツ」を読んで、それに改めて気づくことができたのは本当に収穫でした。

著者の上田さんは、本文の中で次のように書いておられます。

貧乏は辛くもなければ惨めでもありません。
要は、物事の捉え方次第なのです。
「貧乏」を生かすか、殺すか。
前向きな貧乏には、生きる知恵がたくさん詰め込まれています。

コロナ禍で私たちの生活は一変してしまいました。

さらに、大地震などの自然災害はいつ発生してもおかしくない状況。

不安からお金やモノを溜め込んでも、いざという時にそれらが本当に役に立つのか?

上田さんが書かれている通り、危機的状況に陥った時に本当に支えとなってくれるものは「心の安定と知恵」です。

「『貧乏』のトリセツ」には「明るい貧乏の知恵」がたくさん詰まっています。

文章も分かりやすく軽快で、ユーモアが感じられるのでサラッと読めますし、今日から実行できることが書いてあります。

現在は特にお金に困ることもなく仕事をしている人であっても、明日の未来すら予想できない現代社会で、外側の価値観に振り回されずに内側の声に正直に笑って生きる知恵を身につけるために、一読の価値がある本だと思いました。

目指すは「貧乏貴族」

最近読んだ森茉莉さんの「贅沢貧乏」を軽くパクったみたいになってますけど(笑)

2020年12月から、占星術では「風の時代」といわれる時代に入り、いかに「個」の力を発揮して社会の目まぐるしい変化に対応しながら自分らしく軽やかに生きてゆけるかが肝になってきました。

振り返れば甲状腺眼症も、本来の自分が求める暮らしとはズレたコントに走っていた私を強制的に軌道修正してくれた、ありがたくも痛みを伴う「特大のタライ」だったのかもしれません。

その痛みに感謝しつつ、もう再放送コントを繰り返さないためにも、貧乏と仲良くしながら笑って暮らしていきたいと思っています。

「『貧乏』のトリセツ」は、そんな私に力を与えてくれた一冊でした。

心より感謝を申し上げつつ、感想文を締めさせていただきますm(_ _)m

また、今回紹介させていただきました3作品は、Kindle Unlimitedで月額980円読み放題にもラインナップされています。

初回30日間は無料体験ができますので、興味のある方は下記のバナーからどうぞ。